第2回 『何故ライラ・カンパニーに入社しましたか?』
▼ライラ
代表であるライラさんには「何故ライラ・カンパニーを作りましたか?」と聞いてみました。
『ライラ・カンパニを作った理由は、生涯プレイヤーでいるため!』
普段から口にしている、”ステージで命を終えたい”という言葉を思い出しました。
『どこかに所属をしていると自分のやりたいことがやれないのが第一。あとは後進の育成をすることで、自分のやりたいパフォーマンスを出来るということではじめました。』
他の事務所などに所属していると制約によって活動範囲ややりたいことが狭まるなら、自分で会社を立ち上げてしまえ!という猪突猛進気質のライラらしいと言えますね。
ドラァグクイーンスクールを開講も、後進の育成を考えていることが分かります。
ライラ・カンパニーには、衣装製作・スクール・BARなど各部門があるので「それぞれの部門を作ったのは何故か?」も聞いてみました。
『第一にライラ・カンパニーで一番最初に主になると思っていたのが、イベント出演だったので人材を紹介・斡旋をしていくことがメインでした。しかしそれだけでは収入面でのムラもあるから確実に所属している子がお給料が入る体制を取りたくて飲食店BarPieceをスタートさせました。』
BarPieceをはじめたきっかけは安定した収入を得るためだったのですね。
『衣装製作はずっとボチボチ続けていたのですが、自分1人で抱えられるレベルを超えてしまったので新しくグレイル企画という形でがっちり固めてやっていくようになりました。』
代表ライラさんが他部門で忙殺され時間を費やせなくなっていたときに、まーこさんという素敵な人材に出会え、更に優秀なアシスタントさんたちも増えて衣装制作部門としての歩みがはじまりました。
『ドラァグクイーンスクールSwitchに関しては長年やりたかったことの1つで、最初は単純に遊び心から。1回トライアルのような形としてゲイサークルでドラァグクイーンメイク企画をしてみたら、ドラァグクイーンの間口が広がり敷居も低くなって体験してみる人が増えるかも、名古屋のドラァグクイーン文化がもっと盛んになるんじゃないかなと思ってはじめたのがきっかけですね。』
最初は後進育成が目的ではなく遊び心だったのですね。
ドラァグクイーンスクールSwitchを通じて、ドラァグクイーン文化が特異なものではなくあたりまえの文化にしていきたいという気持ちも伝わってきます。
▼ラッキー
『ライラ・カンパニーで働くようになって4年目なのですが、ずっと先輩方が在籍していたのですがある時期にごっそり抜けて、BarPieceには新人アルバイトがたくさん入ってきたました。しかし組織として空白期間が生まれてきそうな感じだったのでお手伝いできればと思って入社しました。ライラさん1人では大変という思いが一番ですね。先輩方がいれば入社する気持ちにはならなかったと思います。状況が変化して気づいたら社員になっていた感じです。』
ラッキーさんがライラ・カンパニーと出会ったころイベント出演なども多数ありドラァグクイーンもたくさん在籍している状況でしたね。
名古屋から離れたり、いろいろな事情もありライラ・カンパニーからクイーンさんたちが卒業され、法人化するタイミングもあったからこそ今があるのでしょうね。
▼まーこ
『最初は縫製のアルバイトとして2年ほど縫製のお手伝いをしていたのですが、ライラさんが会社を大きくしていく過程で力添えをして欲しいと言われ、微力ながら力添えができるならと思い入社を決意しました。』
ずっとライラさんの右腕として衣装製作に欠かせない存在のまーこさん。
インタビューさせてもらっている中で「微力」とおっしゃってましたが、大きな力となっています。
『服を作ることが好きなので、一生の仕事として続けていきたい気持ちとライラ・カンパニーが多様性や衣装を着る人を輝かせたり、その人の夢を叶える、なりたいを叶えるというスローガンを掲げていたことも共感していたので、そこに関われることと自分のやりたいことも重なっていたのが大きな理由ですね。』
衣装製作しているときのまーこさんの姿を度々拝見していますが、服を作るのが大好きなんだなと感じることが多いです。
着用していただける方に喜んでもらいたいという気持ちも強く感じます。
▼じぇふ
『はじめはアルバイトで働いていて、前職の更新時期と重なったときにライラさんからお誘いをいただきました。ライラさんとは友だちからスタートしたのですが「私はステージの上で命を終えたい」という話を聞いて、この人ぶっ飛んでるな!おもしろいな!と思い、この人を見守っていきたい・どんな散り際を迎えるのか見届けたいと強く感じたのが大きな理由ですね。』
じぇふさんもライラさんの魅力に取り憑かれた一人ではないでしょうか。
一緒にいると楽しい、次何をしてくれるのだろう?とワクワクさせてくれる存在の人と一緒に働くことは自分の人生も間違いなく楽しくなっていくでしょうね。
『BarPieceで提供しているカクテルについての考え方がちょっと変化したのは、私の影響かもしれないですね。お客として通っていたとき2回ほどカウンターに入ってカクテルを作ってあげたとき、カクテルとはこういうものだと教えたのがきっかけじゃないかと思います。』
BarPieceが会社としてしっかりした形態になったのは、じぇふさんが働くようになったのも大きな要因になっている気がします。
ドラァグクイーン・バーテンダー・フロアスタッフの役割も分け、お客様に笑顔になってもらえる空間作りも確立されました。
▼かずま
『アルバイトとして働くようになり、昼職を辞めたときライラさんにBarPieceで一緒に働こうと誘っていただいて、ライラさんと一緒に働いたら楽しいだろうなと思い入社することになりました。』
BarPieceでアルバイトしていたバーテンダーさんの友人だったかずまさんは最初はお客様としてご来店されていたそうです。
「楽しい」という言葉をインタビュー中に何度も言っていたのが印象的でした。
※12月社員ミーティングのときの写真
▼第2回インタビュー後記
第2回 のインタビューは『何故ライラ・カンパニーに入社しましたか?』をお聞きしました。
法人になってまだ間もないライラ・カンパニーの社員はアルバイトから社員になっている方ばかりですね。
今後会社が大きくなっていくとインターンを経て社員や最初から新入社員としてなど、いろいろなパターンも増えていく可能性も。
衣装製作グレイル企画・ドラァグクイーンスクールSwitch・BarPiece・スタジオレンタル・セルフ写真館・ショー運営企画出演など、多岐にわたる業務があるので有能な人材も募集しております。
とても楽しいライラ・カンパニーに興味がある方は気軽にお問い合わせくださいね。
▼次回予告
第3回「前職とライラ・カンパニーの違いは?」
第4回「ライラとの出会いは?」
▼過去インタビュー記事
writing:すず
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